貝類 [theatrical 1]
2月の観劇ラッシュ1本目。
K.W.G.P. Presents
「しじみ」
私が激しくプッシュしている中野劇団の役者:筒井紘二さんが出演するって事で観に行きました。
いや・・・それに加えて、以前のK.W.G.P.の作品である「異次元サンセット」や「むかしのはなし」がステキだったので、またしても観に行った感じです。
そんな訳で・・・、
~あらすじ~
しじみを飼い続ける男、買い物に行ったまま3ヶ月帰ってこない妻、借りた物を返さない友達、夢見る乙女の後輩、そしてしじみ……。さまざまな人間模様と貝模様が交差する。(チラシより)
今回最初に驚いたのは舞台。
会場の中央に舞台があり、その両サイドを挟むように客席が設置されている感じ。
前回の「むかしのはなし」の時もそうだったが、K.W.G.P.のお芝居って毎回演出にちょっと驚かされる。
そして開演。
こだわりのある妻がしじみの味噌汁を作ろうとするが、だし昆布がない事に気付き買物に出かけるのだが、その間「しじみをみておいて」と夫に頼み買い物に出かけた。
そして妻は3ヶ月帰ってこない。
その妻の帰りをしじみを飼いながら待つ夫。
妻が3ヶ月帰ってこない事を聞きつけて迫りよる後輩の女の子。
夫の友人のチャラ男。
美しすぎるしじみ売りの女。
そしてしじみ。
一人としてまともな奴がいない。。。
唯一まともそうに見えるのが夫だが、しじみを飼い始めるあたりちょっと変わっている。
そんな6人が織り成すバダバタしたコメディー。
大笑いしながらも、夫の家族に対する想いがヒシヒシと感じるちょっと切ないハートフルなお話。
そんな舞台でした。
そして筒井紘二さん。
今回の役は元気いっぱいでハッチャけたチャラ男。
そのノリは今まで観た事ないくらい軽い軽い♪
もー腹立つくらいに軽すぎるチャラ男を熱演(?)してました。
中野劇団の時とはまた違った変な人。
う~んなんと言うか、役ごとに受ける印象がごっそり違うのに毎回ビックリです。
役作りとかタイヘンなんだろうなぁ~。(^^;)
と、筒井さんに焦点を当てた感想になってしまいました。
他にもステキな役者さんがたくさん出てましたが、書き始めるとキリがないので今回は自重・・・。
さて、K.W.G.P.の次回のお芝居っていつかなぁ~☆
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