委員 [dialy]
実は委員会なるものに入ってます・・・。
今の病院に来て4年。
4月から看護業務委員会なるものの委員にされてしまったのです・・・。
この仕事で患者さんやその家族と話すこと以外あんまり興味がないので、この仕事を振られた時も断ろうと思っていた。
だが、依頼してきたのはI師長。
その時の直属の上司で私が入院した時に色々お世話になった恩人。
しかも今年から副看護部長に昇進された偉いお方なのです。
そんな方からの御指名では断る事もできず、仕方なく委員に名を連ねる事になってしまいました。
そんな訳で今日も・・・、
会議で呆ける・・・(￣o￣)ｏ
委員会は月に1回、病院内の看護業務に関連した会議を行うのです。
昨年は「病院機能評価」の受審で大忙しだったようですが、今年はそれほどでもなさそうな感じ・・・。
なので月に1回、午後に3～4時間ほど、会議を行っている現状です。
そして今日の勤務は午後出勤。
午後から委員会の為だけに出勤したのであった。
だが「委員会」と言われ緊張して会議に参加していたのは、最初の2回だけ・・・。
3回目以降からは完全に呆けて会議に参加・・・。
でもそれはしょうがない！！
テーマが「看護業務」って事で日々の看護業務に関する事がメインで話し合っているんですが、如何せんICUと言う特殊な病棟では業務内容が他の病棟とかなり違っているのが現状。
そんな訳で会議中も・・・、
委員長Nさん：「そんな感じで業務を統一をしたいなと思います。」
委員一同：「いいと思いま～す♪」
委員長Nさん：「ediさん、ICUは・・・。」
edi：「いいと思いますが、ICUはちょっと・・・、」
委員長Nさん：「まぁ、ICUはしょうがないですね。」
edi：「・・・(-。－;)」
そんな感じの議題が多すぎる。
わしゃ何か！ただの生贄か・・・(o_ _)ｏ))
会議中も周りの発言に頷くだけ。
たまに発言しても周りはおしゃべりしてて誰も話を聞いていない・・・。
居ても存在感は0なのだが、それはそれで居心地が悪い訳ではない。
ワイワイガヤガヤと進む会議を3～4時間眺めているだけで仕事が終わるなら、別に害はない。
そんな会議が終ったのが16:30過ぎ。
いつもと変わらず、何とも微妙な疲労感を感じつつ病棟へ戻った。
会議が終って病棟に戻ると、時間は16:45。
終業時間は17時で、残り時間は15分を切っていた。
ICUの中央テーブルでウダウダしていると、モニターから手術室の様子が流れている事に気がつく。
朝の10時から始まっている手術。
開始からはもうすぐ7時間が経過しようとしている。
モニターには傷口を縫合しているDrの手が見え、間もなく手術が終ろうとしている事が分かった。
う～ん、片付けを手伝わなきゃならんかな・・・
17時を過ぎ終業時間になったがまだ帰れない。
定時刻を過ぎてしまうと、委託業者の掃除が入らない。
なので手術終了後は、看護師が片付けと手術室の清掃を行わなくてはならないのだ。
手術終了までの時間を潰そうと休憩室で待機する事にする。
すると、日勤のNurse Yさんが血相を変えて休憩室に飛び込んできた！！
Yさん：「ediさん！イマ連絡があって・・・」
緊急事態を伝えにきたYさん。
そんなYさんの顔は疲労の為か暗く影をさし、これからの展開を予想して更なる疲れを感じているように見えた・・・。
(つづく)
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