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脱落 [bike]

~自動二輪な日々 Vol.56
『女神は静かな場所に降臨する』 第5話

早朝の山小屋。 

ラジオ体操の曲が流れている。
その曲を途中で切って山小屋をあとにした。
時間は6時30分を回っている。
こんなに早く出発したのには理由があった。

と、その前に・・・、

 

 

 

今回のツーリングのバイクを紹介しよう!

ツーリング隊.JPG

相変わらず統一感のないツーリング隊

右からMAXAM(250)、MT-01(1700)、T-MAX(500)、FUSION(250)。
()内は排気量です。
注目は右から2台目のMT-01!
排気量1700㏄のモンスターマシンだ!
ちなみに私のバイクはご存知!一番右の蒼いMAXAMです♪
その差は約7倍!?( ̄Д ̄;)p

こんなツーリング隊が早朝から出発したのには訳がある。
それは天気だ・・・。
現地の天気は「晴のち曇」で降水確率は10%。
そして横浜の天気も「晴のち曇」で降水確率は20%。
だが降水確率20%は夕方から。
なので昼過ぎに帰宅できれば何とか雨にあわずに済むだろうと言う読みだった。

そして2日目のコースは・・・、

(R229)~麦草峠~(R152)~諏訪IC~(中央道)~一宮宮坂IC~(R137)~(R138)~御殿場IC~(東名道)~横浜・町田IC

こんな走行予定。
とりあえず予定は完遂しようと言う判断で富士山は観に行こうって事になる♪
そしてまず向かった先は・・・、

国道で2番目に高い場所.JPG

国道で二番目に高い所!

麦草峠に到着。
標高は2000mを超えている。
しかも早朝7時前。
空気は梅雨の湿気を存分に含んでおり、夏仕様のジャケットの上から冷たく突き刺さる。
そしてここから長い下り坂が続く。
外は明るくはなっているが太陽は見えていない。
どんよりとした厚い雲に覆われた空が今日の天気の行方に影を落としている。
だが徐々に坂を下っていくと気温は少しずつ上昇し始める。
刺す様な空気の冷たさも和らぎ、山の朝らしい清々しい空気に包まれた。

麦草峠を下り蓼科を過ぎ、諏訪ICから中央道に飛び乗る。
しばらく走行した後、双葉SAでしばしの休憩。
すると今まで寡黙だった山小屋の管理人Oさんが重い口を開いた・・・、

Oさん:「おれ、このまま中央道で先に帰るわ・・・」

昨日、38℃の発熱をしていたOさん。
朝には平熱に解熱していたが体調不良には変わりない様だ。
しかもメンバー最年長。
あまり無理をさせるのも悪いのでここでお別れとなった。

残されたメンバーは3人。
しかも、このメンバーは3年前に富士の樹海で迷走した3人だった・・・。
そしてこの3人で向かう先は、またしても富士山。

 

これは偶然なのか?それとも必然なのか?

 

やって来る。
次回、いよいよ嵐がやって来る・・・。

(つづく)


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ijimari

☆普通車バリにおっきなバイク!
運転してみたいですぅ。
次は大型二輪に挑戦だ!
by ijimari (2009-07-08 23:17) 

edi

ijimariさん>
1700ccのバイクってスゴイみたいですよ!
ただそんなに排気量は入らないと思うんですが・・・( ̄o ̄)o
大型二輪ですか・・・。
ちょっと誘惑を感じますがまだまだ先かなぁ~( ̄Д ̄;)p
by edi (2009-07-09 08:44) 

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