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火災 [bike]

~自動二輪な日々 Vol.54
『女神は静かな場所に降臨する』 第3話

富岡ICで高速道路を下りる。

高速道路での快適な走行が終わった。
一般道に入り、またしても蒸暑さが身体に絡みつく。
時折、道の駅で休憩を挟み熱気を振り払いながら、R254で長野県を目指す。
だが、その道に立ちはだかったのは内山峠

そう、それは・・・、

 

 

 

因縁の峠越えなのだ!!

 

 

今ままでヤラレまくっている峠越え。

  • 変わりやすい天気。
  • 高低差で襲ってくる気温の変化。
  • カーブが続く山道。
  • 時折荒れているアスファルト。

他にもありとあらゆる危険が潜んでいる峠越え。
過去のblogの記事でもイヤと言うほどネタになっている。
そんな峠越えがやってきたのだ。

一般道に下り、時間は12時近くになり始めている。
スタート地点からは少し北上し標高も上がったが、内陸部に入っている事もあり気温は変わらず上がり続けている。
ヘルメットの中で滲み出てくる汗を感じながら、内山峠を目指し西進を始めた。
すると突如として渋滞に捉まる。
しかし、どうみても渋滞がおきそうな道ではない。
しばらく待っていても動く気配はなし。
しかも対向車も一向に来ない。
仕方がないので一旦エンジンを止め待ちの体勢に入る。

それから約10分が経過・・・

ゆっくりだが車が動き始めた。
その流れに乗って移動を再開。
しばらくすると赤色灯の光を放っている赤い車が目に入る。
段々近づくとそれが消防車である事がわかる。
そしてそこは材木置き場だった。
どうやら火事が起きていたらしく、辺りには焦げた木の臭いが充満していた。
火事は無事に鎮火した様で、道路には大量の水が流れている。
だが周辺には火事の後の特有の熱気が未だに漂っていた・・・。
夏の蒸暑さと火事の熱気の相乗効果で一層と汗が噴出す!
しかも渋滞で徐行運転が続く中でだ!
「火事に巻き込まれなくてよかった~♪」と、思いつつも少しづつ削られていく体力に何がしかの陰謀を感じていた・・・

そんなこんなで火災現場を通過し、いよいよ道は山道になる。
山道を登り始めると徐々に気温は低下してきた。
だが降り注ぐ直射日光で寒気を感じる事はなく、山の澄んだ空気を吸いながら快適なツーリング♪
そしていつの間にか内山峠を越え佐久に入っていた。
どうやら気付かないうちに長野県に突入していたようだ。

佐久ではラーメン屋で昼食を済ませ、今度は千曲川に沿いながらR141で南下を開始。
しばらくして今度はR299に乗り換える。

そして、いよいよ1日目の最終工程に入る。
ツーリング隊の4台のバイクが、山小屋への向けて山道を登り始めた。

(つづく)


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