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家鴨 [book]

先日は恩田陸さんの『ドミノ』を読みましたが、ミステリーとは言い難い… 

ミステリーが読みたいんだよ~

そんなフラストレーションが溜まる中で、本屋のデッカイ棚の中から物色 そこで思わず私の目の中に飛び込んできた1冊の本

 

アヒルと鴨のコインロッカー

アヒルと鴨のコインロッカー

  • 作者: 伊坂 幸太郎
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2003/11/20
  • メディア: 単行本

 

伊阪幸太郎:『アヒルと鴨のコインロッカー』でございます

駅のコインロッカーに入れられた2匹のアヒル…。 しかし、その駅が爆弾テロによって爆破! そして炎上…。 コインロッカーに閉じ込められオーブンされたアヒル…。 かと思いきや焼け落ちたコインロッカーの中からは2匹の姿は忽然と消えていた…。 何故、アヒルと鴨はコインロッカーに入れられたのか? 爆弾テロが起こったのは偶然か? どうやってコインロッカーから姿を消したのか? アヒルと鴨はどこに行ったのか? 様々な人物の思惑と大きな悪意に導かれるように1つの陰謀が静かに姿を現す…

そんなお話…

 

・・・・・・すみません・・・・・・

 

です… 

 

つーかタイトルをみて勝手に想像しただけなんですけどね そんな想像を掻き立てられてしまい思わず買ってきてしまいました

で、実際読んでの感想…

 

あらすじ

大学入学で独り暮らしを始めた『椎名』。 引っ越したアパートの隣の住人は『河崎』と言う悪魔めいた長身の美少年。 その『河崎』がいきなり「一緒に本屋を襲わないか?」ともち掛けてきた。 目的はたった1冊の広辞苑…。 本屋から盗むのではなく、本屋を襲う。 何故広辞苑が必要なのか? 何故本屋を襲う必要があるのか? アヒルと鴨のコインロッカーとは…? そして話の鍵を握るブータン人とは…。

話の流れ的には、現在と2年前の話が交互に語られて進んでいきます。 過去に起きた出来事と、そこに関った人々の現在…。 幾つもの四散した断片が繋がって1つの真実として浮かび上がってくる…

感想を一言で言うと、

切ないです・・・

とってもイイ話なんですよ ミステリーとしてもイイ出来だと思うし、ストーリー的にも最後は切なくなっちゃいました 思わずですよ

そんな訳で、お勧めの1冊にさせて頂く事にします

※読み終わってから気が付いたんですが、作者の伊坂幸太郎って現在も公開中の映画『陽気なギャングが地球を回す』の作者だったんですね まったく知りませんでした… こうなったら映画のほうも早く観に行かねば…

※もう一つおまけ! この小説は来年映画になるらしい… 仙台では年末くらいに先行上映されるって事らしいです! う~ん、これを映画にするのは結構大変だと思うんだけどできるのかなぁ~


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