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代理 [book]

まったくを読んでいませんでした。。。

最後に読んだ本は、5月の日記に上げている伊坂幸太郎だった・・・。
実はその後、1冊読んでいたんだが、途中で止まりそのまま放置。
そしてその間に溜まっていく未読の本達。。。
とりあえず順番は無視して読みたい本を読み始める。

ってな訳で・・・、

 

 

 

マドンナ・ヴェルデ

マドンナ・ヴェルデ

  • 作者: 海堂 尊
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2010/03
  • メディア: 単行本

海堂 尊 : 「マドンナ・ヴェルデ」

 

以前刊行された「ジーン・ワルツ」の続編。
と言うか、「ジーン・ワルツ」が曾根崎理恵の立場で描かれた作品なら、この作品は理恵の母:山咲みどりの視点で描かれた話である。

~あらすじ~
桜宮市に暮らす平凡な主婦、山咲みどりのもとをある日一人娘で産婦人科医の曾根崎理恵がおとずれる。子宮を失った理恵のため、代理母として子どもを産んでほしいというのだ。五十歳代後半、三十三年ぶりの妊娠。お腹にいるのは実の孫――この子はいったい、誰の子なの?

 

この物語に登場する2人の女性。
主人公の山咲みどりとその娘:曾根崎理恵。
代理母として娘の子供(孫)を妊娠したみどりと、自分の子供を代理母で出産しようとする産婦人科医:曾根崎理恵。
孫も身篭ると言う状況や娘である理恵の思惑に苦悩しながら、なんとか子供達を守ろうとするみどり。
産婦人科医として現在の代理母出産のあり方に異論を唱えながら、今回の代理母出産を自らの手で行う。
子供達の母親として、代理母の娘として、産婦人科医として・・・、様々な状況を冷静に捉え行動していくため、母のみどりとの距離が開いていく。。。

この話はかなり泣いちゃいました。
前作の「ジーン・ワルツ」も相当泣いたんですが、今作品もそれに負けず劣らず泣けます。
何でココまで泣けるかと言うと、「医学のたまご」って作品を読んでしまっているから。
みどりの子供達に向けた愛情の深さに心が打たれる。
そして現行の代理母出産の制度にも疑問を持たされる作品です。
親子モノって基本的に泣いちゃうだなぁ~・・・。
と、改めて思いました。

さて、海堂作品で読んでない本はあと2冊。
それ以上に読んでいない本が山ほど溢れている・・・。
読書がスキだったらよかったのになぁ~。
地道に読んでいくしかないか。。。( ̄Д ̄;)p


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コメント 2

ホタル

本を読める人って素晴らしい☆
ホタルにとって本とは睡眠薬の様なモノですから。
by ホタル (2010-12-24 11:07) 

edi

ホタルさん>
私も本は読めませんよ。。。
正直言うと読書って嫌いなんです…(=w=;
なのでムリして読んでる訳で、その結果1冊読むのに何ヶ月も掛けちゃう羽目に。。。
気が向いた時に読むようにすると、そこそこ読めるモンですよ♪
by edi (2010-12-25 01:01) 

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