監視 [book]
久々に突入した読書モード。
何ヶ月振りだ?
と思ったら1月に読んで以降まったく読書していなかった。
やっぱり本を読むのが嫌いな私。
いや、字を読むのが嫌いと言った方が正しいな・・・。
そんな訳で今回読んだ本は・・・、
モダンタイムス : 伊坂 幸太郎
職場同僚の女の子に借りてから早半年。
まったく手付かずで部屋に放置されていた本でした。
興味がなかった訳じゃないの!
色々と忙しかったのよ!
ってな言い訳はさておき。。。
検索から、監視が始まる
岡本猛はいきなり現われ脅す。「勇気はあるか?」
五反田正臣は警告する。「見て見ぬふりも勇気だ」
渡辺拓海は言う。「勇気は実家に忘れてきました」
大石倉之助は訝る。「ちょっと異常な気がします」
井坂好太郎は嘯く。「人生は要約できねえんだよ」
渡辺佳代子は怒る。「善悪なんて、見る角度次第」
永嶋丈は語る。「本当の英雄になってみたかった」
帯にはこんな言葉が踊ってました。
~あらすじ~
1人のシステムエンジニアが、とあるサイトに仕掛けられたシステムに気が付いた。それはある特定のキーワードで検索を行った人間を調べると言うものだった。しかもその検索を行った人間が次々と襲われはじめる。。。
とまぁ、簡単に言うとこんなお話。
現在のネット社会の行く末を見るようで、ちょっと怖くなってきました。
ストーリーは普通にオモシロい!
だがそれ以上に登場人物のキャラが強烈!!
主人公:渡辺拓海の浮気を疑って、夫を襲わせる妻:佳代子。
その妻:佳代子の依頼で拓海を脅す男:岡本猛。
優秀なシステムエンジニアで拓海の先輩である五反田正臣は、システムに気がつき姿を消す。
などなど。。。。
キャラがキャラだけに言う事も、なかなか過激な事ばかり。
この辺りのオモシロさはやっぱり伊坂幸太郎なんだよなぁ~と思ってしまいました。
結末はやや消化不良な感じだが、物語の性質上はコレがベストの結末のような気もする・・・。
でも本当のところは、スッキリとした結末にして欲しかったな。
ふ~。。。
ってな訳で、実はこの本、一晩掛けて読みきったのでかなり疲れました。
それくらいオモシロかった本です。
まだまだ読んでない本がたくさんありますが、しばらく読書は休憩?
こんな事を言ってると、また間が空いちゃいそうなのでさっさと次の本を読み始めたいと思います・・・。
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