SSブログ

演博 [theatrical 1]

先月「神奈川演劇博覧会」なるモノに行ってきました☆

一体どれだけ前の話なんだよ。
で思い出してみると、3月20~22日の3日間に渡って行われたイベントだった。
地元(横浜)でやってる演劇を観るいい機会なのでちょっと様子をうかがいに♪

場所は桜木町の神奈川県立青少年センター・・・、

 

 

 

と、その前に「神奈川演劇博覧会」とは・・・、

神奈川県演劇連盟が主催する演劇の祭典で、巷では「演博」と呼ばれております。「演劇の敷居を低くして、普段芝居を見ない人々に芝居を見てもらおう」を合言葉にして始まったイベントで、「入場無料!出入り自由!!」と銘打ち、神奈川県下で活動する劇団が集まり、小作品を続けて上演してゆくという、つまり色々なジャンルの芝居を無料で観ることが出来るオイシイ企画なんです。(神奈川演劇連盟H.P.より)

 

そんな訳で3日間に渡り14の劇団が次々に上演していきます。
1本約40~50分のお芝居を連続で。。。
3日間全て参加したかったんですが、仕事やら結婚式やらで参加できたのは初日(20日)の1日のみ。
しかし5つの劇団を立て続けに5本観るのはそれなりに体力が要りました

1つ1つの演目に詳しい感想を書くのは結構骨が折れるので、今回はカンタンな感想だけを書いていきたいと思います。

 

①劇団AKIO 第2回公演「お〇さんは心配性」
-作品紹介-
1999年に川原家は大黒柱であった父親を失った。それから10年。なんだか少しだけ広くなったような気がする家にやっと慣れてきた長男ユウイチ。ある日、彼の元を友人が訪ねて告げる。「父親になってくれないか――」川原家を中心にお届けする愛と勇気?のホームコメディ。

-感想-
オーソドックスなホームコメディな感じ。ストーリー的にはありそうでなかなかない話だが、登場人物のキャラ設定がnice。ストーリーで魅せると言うよりも、役者同士の1つ1つの掛け合いが笑えた。短い時間で起承転結をつけるのは難しいと思うが、こういう作り方だと飽きる事なく最後まで楽しめる。そんな舞台でした。個人的な評価としては結構イイ方ですね♪

 

②劇団 天然危険物 「等身大に・・・ビッグ・バン!!!」
-作品紹介-
病的なまでの健康志向、死ぬほど健康になりたいと願う人は、決して健康にはなれない。ストレスも、また同じ。ストレスをなくしたいと焦る心が次々と産み続けるストレスのネズミ算。でもここに・・・そのストレスを生きるエネルギーとする男達が今・・・

-感想-
正直に言うと、ちょっと理解できないお話でした。いや、理解できなかったのはお話ではなく1つ1つの台詞(言葉)。その独特の世界観になかなか入り込むことが出来ませんでした。
そんな舞台でしたが、ストレスに押し潰されている中年男達の心意気はヒシヒシと感じた!社会の中で必死に生きているサラリーマンの叫び。この芝居は、多分きっとそんな男達の舞台なんでしょう。。。
ただ最後が下ネタだったのが残念でしょうがありません・・・(T-T)

 

③劇団やぶさか 「GALAXY☆GANG」
-作品紹介-
禁輸出品目を金次第で何所へでも持ち出す違法な運び屋→クルー=MONA-LISA。彼らが、ある日依頼された運搬品は、特A級限界措置体制が敷かれる秘宝中の秘宝。B級の運び屋に相応しくないこの逸品を巡り、各惑星を旅しながらその謎を追うクルーに待ち受けた意外な運命とは…!?

-感想-
初日に観た5本の中で「もっと観たい!」と思ったお芝居!ただそれだけに色々と細かい所に目がついてしまった作品でもあります。多分、登場人物全てにサイドストーリーが設定されていて、今回の話はその導入部分と言った位置付けじゃないかと思われます。張られている伏線は数知れず。色々と想像を膨らませて観ていっても最後にその伏線についての説明はなかった。。。しかも各登場人物にそれなりの設定がされており、誰が主人公なのか分かりにくい。そんな訳で1本のお芝居との評価はしにくい感じです。あと、設定か細かすぎて台詞がベラボウに多いのも分かりにくくなった原因の1つかも。
ただ続編は是非観てみたいと思いました☆この物語から始まる今後の展開に期待です!(って、勝手に話が続くと思ってます・・・)

 

④劇団お座敷コブラ 「マカロニ」
-作品紹介-
それは、おいしいウエスタン。大通りをはさんで対立する2店のイタリアンレストラン。フレスカとセッカ。そこに現れたのは、味の用心棒と名乗る、朝月セイジだった。

-感想-
今回5本のお芝居の中では最も評価の高い作品。50分と言う時間の短さを感じないくらいのスムーズなストーリー展開。基本的にはラブコメなんだが、途中強引にミステリーを入れたりアクションが入ったり。しかもそれが本編と微妙な絡みをみせる。1つの作品としてキチンと完成されたお芝居でした♪
終ってみて役者さん達がカーテンコールで出てきたときにこれまた驚き!一体何人出ていたんだ?と思うほど14~15人位いたんじゃないでしょうか?しかもチョイ役とかじゃなく、ちゃんとした登場人物として存在感を出していたのは演出の妙って奴でしょう。素晴らしい作品だと思います!

 

⑤ライト・トラップ 「台本のない芝居」~此処じゃない何処かで~
-作品紹介-
このお芝居には台本はありません。お客様からいただいた「言葉」を元に、我々がさまざまなイメージの世界を膨らませ、すべて即興で演じていきます。即興で紡ぐ世界をお客様も一緒に想像力を膨らませながらお楽しみください。

-感想-
作品紹介にもあるように即興劇。実は初めて観ました。やった即興劇は2本で、お客から出たお題は「海」と「山」。そのお題をもとに役者達が演技を始める。どんな芝居になるのか観客はもちろん役者たちも分からない。一種異様な緊張感の中で淡々とお話が進んでいきました。
終ってみるとよく分からないお話になってしまってましたが、それはそれでオモシロい!物語が創られていく過程を目の前で観れる感動は結構すごいなと思っちゃいました。

(「-作品紹介-」は神奈川演劇博覧会H.P.より引用)

とまぁ以上の5本。
各々劇団の色が出ていて、また一段と演劇の奥深さを知るいい機会になりました。
残りの9つのお芝居が観れなかったのが、残念で仕方ありません。
来年は全部観たいな♪
しかし、年度末の忙しい時に3連休が取れるのか。。。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

地球四本 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。