食卓 [theatrical 1]
山のようなチラシを眺める。。。
舞台を観に行くと必ず貰うチラシの山。
そのチラシを必ず持ち帰り、休みの日に1枚1枚目を通す。
そして1枚のチラシに目が留まった。
オフィスプロジェクトM
「ダイニング・キッチン そこで わたしが すべきこと」
休みだった事もありフラ～ッと当日券で・・・、
～あらすじ～
立ち上げ間もないマーケティング会社。
古い倉庫を使った事務所に、漂うのは雑然としたアナログ感。
そこにはなぜか、新品のシステムキッチンと大きなダイニング・テーブルが。
リサーチのために雇う女性に社長は言う。
「今回のお仕事についてご説明申し上げます。今この日本で、年齢も生まれ育ったバックボーンも、そして食の環境も違う二人が恋に落ち、結婚に至ったとしたらどうでしょう。他人の二人。その将来につながる道筋には、大いなる困難が予想されます」
ダイニング・テーブルに置かれる食事は、人それぞれの “当たり前” 。
それまでの人生が積み上げてきた習慣だから、“食”は簡単には変えられない。
けれど個人の “当たり前” は、時に他人を戸惑わせ、あるいは深く傷つけもする…。(H.P.より)
“食”をテーマにした作品。
地域や年代、その人が生まれ育った家庭。
その各々で当たり前の食習慣。
その当たり前の食習慣の違いで巻き起こるドタバタ劇。
社長と雇われた女性に加えて、リサーチ会社の社員達や近所の主婦、バイトの学生、しまいにゃフィリピン人まで登場してきた！
食に対する意識の違いからのすれ違い。
そんなすれ違いを繰り返しながらも、ダイニング・テーブルを囲み次第に打ち解けていく人々。
しかし、どうしても打ち解けられない人も中にはいる・・・。
努力すれば越えられる壁もあれば、どんなに努力しても越えられない壁もある。
そんな事を考えされられた素敵なお話でした☆
ドタバタ劇とは書いたが、そこまで大盛り上がりする訳でもなく、淡々と話が進んでいく感じ。
勢いがない分、役者の台詞一言一言が重く入り込んでくる。
シンプルでかつメッセージがはっきりしてて解りやすい舞台。
変にひねくれてなくて、素直な演出に凄く好感が持てました♪
また次回作も観に行きたい！と思う作品だった。。。
ちなみに会場は横浜駅近くにある相鉄本多劇場。
同じ本多劇場でも、下北沢にある本多劇場ではない・・・。
観劇と言えば都内でしか観た事がなかったが、横浜でも活動している劇団があるんだ・・・と新たな発見。
貰ってきたチラシには、横浜で活動している劇団の数々が。
地元の劇団の舞台も観に行かなきゃねぇー！(*￣▽￣)ノ☆
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