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精度 [theatrical 1]

今日は観劇日記。

MINERVA WORKS #1
「Live,Love,Drive.死神の精度」

伊坂幸太郎原作で映画化もされた作品。
原作はダークさがチラホラと見え隠れる感じが結構好きだった♪
映画は観損ねたが、舞台となったら観らねばならないだろう!

って訳で、2ヶ月前に初めて行った紀伊國屋サザンシアターへ再び。

 

 

 

~あらすじ~
主人公である『死神』の仕事は、情報部に指示された人間に接触し、7日間の間に対象者が死んでもいいかどうかを判断し、「可」もしくは「見送り」と報告すること。判断基準は死神個人の裁量だが、この調査制度は儀式的なものに等しく、よほどの事がない限りは「可」の報告をして、8日目にその死を見届ける事になっているのだが・・・・・・

原作の「死神の精度」は6つのショートストーリーが入っている短篇集。
主人公の死神である「千葉」が様々な対象者と接触し、「可」か「見送り」かを判定していく。
今回はその中から「死神対老女」「恋愛で死神」「旅路で死神」の3本が舞台化されていた。
文字通り「Live」「Love」「Drive」である。。。

率直に感想を言わせていただくと、「いいお芝居だった!」
(偉そうな事を言ってスミマセン・・・)
小説の雰囲気通り淡々とした進行は私好み。
話自体も結構ダークなので、小説の雰囲気そのままの舞台だったと思います。
オープニングの死神についての説明もかなり凝ってて、初っ端から引き込まれちゃってました☆

ムリに難点を挙げるとすれば、見応えがもう少しあれば・・・。
まぁ、元々の小説が短篇集で、それほど読み応えがある本でもないって事を考えると、こればっかりは致し方ないか・・・。
希望を言うのであれば、短篇集の中の1つの話を、1本の舞台としてやって欲しい!と思った。

と、言いたい事はそれだけです。
1つの作品としての完成度はかなり高い作品ではないかな。
(ただその分、伸び代は小さい気がするが・・・)
伊坂作品はいい話が多いので、これからたくさん舞台化される事を期待してます!


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