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帝国 [theatrical 1]

ちょっと前の事ですが、やっと感想を書きます♪

Caramelboxハーフタイムシアター
「全ての風景の中にあなたがいます」
「光の帝国」

初回は体調不良でまともに観劇できなった・・・。
で仕切り直して観劇。
今度は体調万全でしっかりと観る事ができた♪
しかし、私にとってはすでに鬼門となってしまった「新宿FACE」。
まぁそんな愚痴は置いといて。

まずは「光の帝国」の感想でも・・・、

 

 

 

~ストーリー~(H.P.より)
小学4年生の春田光紀には、読んだものを「しまう」力があった。古事記も枕草子も平家物語も、一度読んだだけで完璧に暗記できるのだ。実は、光紀の両親も、姉の記実子も、同じ能力を持っていた。記実子は中学1年生で、近頃はシェイクスピアの原文を「しまう」のに凝っている。10月、光紀は学校から帰る途中で、一人の老人が道端に倒れるのを目撃する。慌てて駆け寄り、老人の肩を支えると、様々な映像がドッと流れ込んできた。それは、老人の七十年に及ぶ、人生の記憶だった……。

 

 

相変わらず成井さんの演出は心に沁みます

 

 

キャラメルらしさって言うのは、やっぱり成井さんの演出あってのモノだと改めて感じさせてくれた。
そして今回注目した役者は、畑中智行とアベジョーこと阿部丈二。

畑中さんの演技を観るのは久々かな?
相変わらずしっかりとした演技をしてたと思います♪
主役だからと言って派手に目立つ訳でもなく、かと言って周りに流される訳でもなく自然な感じだなぁ~と思って観てました。

あともう一人アベジョー!
キャラメルの次の世代を担うであろう一人。
今までオモシロキャラでインパクト充分な役ばっかりだったが、今回はかなりシリアスで頑固一徹な老人の役。
最初ちょっと心配したのだが、そんな心配無用な感じで見事に演技切って演技の幅を広げてくれたなぁ~と、またしても評価が上がってしまいました♪

キャラメルらしい心温まるいい作品だと思います。


・・・でもね・・・(=w=;
原作を書いている恩田陸の世界とはまったく正反対だった。

光の帝国―常野物語 (集英社文庫)

光の帝国―常野物語 (集英社文庫)

  • 作者: 恩田 陸
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2000/09
  • メディア: 文庫

以前、キャラメルでやった恩田陸原作の「針と猫」は、今までのキャラメルの雰囲気を見事なまでにブチ壊してくれた。
今回も恩田ワールドが少しでも垣間見れるかと期待したが、そのカケラすら見ることができなかった。
まぁこればっかりは仕方がないのかもしれない・・・。
だって成井さんの演出恩田さんの作品って水と油のような気がする。
「光と影」「陰と陽」「善意と悪意」。
決して交わる事ができない2人の感性。

なので、たまにでいいから・・・

キャラメルダークサイドてみたい!

そんな事を思ってしまいました。
また「針と猫」の様な作品がキャラメルで観れるのを期待してます♪


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コメント 2

のん

お兄さん・・・

「針と猫」じゃなくて「猫と針」だよ・・・「ネコハリ」って言うじゃん・・・

わざと?
by のん (2009-04-05 23:58) 

edi

のんさん>
あっ・・・本当だ。
どうして間違っちゃったかなぁ~( ̄Д ̄;)
穴が開くほどDVD観ているのに・・・。
by edi (2009-04-06 02:27) 

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