通勤 [dialy]
朝、目が覚めると雨が降っていた・・・。
目覚しを止めウトウトしていたらいつの間にか出勤時間に!
急いで布団を出て出勤の準備を始める。
朝食を食べている暇はない・・・。
病院に着いてから朝食を買おうと思い、顔を洗い歯を磨いて玄関から出る。
外は思いのほか雨が強い。
傘を探し・・・、
だが・・・、
かさがない!!
そう言えば以前雨が降った時に病院に差して行きそのまま更衣室に置きっ放しにしていたのを思い出した。
仕方がないので雨の中テクテクと歩いてバス停に向かう。
住宅街の中を濡れながら歩いている男。
バス停に着きバスを待つがなかなかバスが来ない・・・。
いつも朝のバスは時間通りに到着するが、この日はいっこうに来ない。
もしかして先に行ってしまったのか?
そんな不安と戦いながらバスを待っていると、約10分遅れでバスがやってきた。
出勤時間の10分の遅れはちょっと厳しい・・・。
そして駅に到着。
小走りでホームへ急ぐと今度は・・・、
人身事故でダイヤが乱れていた!!
運転は再開しているみたいだが大幅なダイヤの乱れでホームは激しく混雑していた。
程なくして電車が到着。
大勢の人が電車から降りたかと思うと、一気にホームの乗客が電車に乗り込む。
滅多に乗らない満員電車に押し潰されそうになりながら電車は発車した。
次の駅に到着するとまたもや大勢の乗客が降りていく。
それに続いて目の前の座席の女性も席を立ち降りていった。
ここぞとばかりに席に着き、とりあえず満員電車の圧迫からは開放。
そしてまたしても一気に乗客が乗り込んできた。
次から次に乗り込んでくる乗客に車内の密度も高まる。
すると目の前に中年のサラリーマンが・・・。
ゆっくりと動き出す電車。
そのサラリーマンは手に持っていた黒い通勤鞄を網棚へ置こうとした瞬間・・・、
視界が真っ暗になった!
えっ!?
目の前を黒い鞄がゆっくりと落ちていく様子が見える。
このままだとヤバイ?
と思った直後・・・、
はうっ!!( ̄ロ ̄lll)
両太腿に激しい衝撃が加わった!!
サラリーマンの手から滑り落ちた鞄は両方の太腿に一直線に落ちていた。
変な奇声を発しながら前屈みに蹲る私。
するとすかさず・・・
サラリーマン:「す・すみません・・・」
と、謝罪を入れるサラリーマン。
私の膝の上から鞄を取り上げると、今度は両手で網棚の上に鞄を置いた。
そしてポケットから文庫本を取り出して読書を始める。
そのサラリーマンも周りの乗客も何事もなかったかのように、いつもの通勤風景になっていた・・・。
ゆっくりと走る電車。
ダイヤの乱れの影響なのか運転はかなりスローだ。
電車に揺られること30分。
いつもなら20分もかからないのに・・・。
バスの遅れと相まってかなり遅れている。
電車を下りて改札を抜けると、ロータリーから病院行きのバスが発車したのが見えた。
次のバスの時刻を確認すると、なんと病院行きのバスがない!
どうやら先程のバスが始業時間に間に合う最後のバスだったようだ。
仕方がなくタクシー乗場に向かうが、ここでも問題発生。
やっぱりダイヤの乱れの影響なのか、いつもは大量にロータリーに並んでいるタクシーが1台もない・・・。
しかもタクシー乗り場には行列も出来ている。
仕方なく列に並びタクシーをひたすら待つ。
待つこと10分。
タクシーに乗り込み病院へ向かう。
なんとか始業には間に合ったが、朝食を食べる間もなく業務を開始した。
両方の太腿に鈍い痛みは残っているが、そんな事も言ってられない。
業務開始直後から、検査出しから処置・清潔ケアetcと激しい勤務が続く。
私に平穏な日々が訪れるのはいつの日なのか・・・。
うまくいかない時は、なぜか重なるんですよね(*_*)
雨に濡れて風邪をひきませんでしたか?
by ちぇる (2009-02-22 17:04)
ちぇるさん>
本当に次から次に微妙な災難が降りかかった日でした。
風邪の方は元々ひいているので大して変わりないです・・・。
いっその事風邪をこじらせて仕事を休みたいくらいですよ!( ̄Д ̄;)p
by edi (2009-02-22 18:09)