祝祭 [book]
山積みだった本も半分は読破した♪
残りはあと3冊。
だがその前に読まなくてはならない本が出てきた・・・。
私の大好きな作家の小説。
これを先に読まないと気になって先に進めないのだ!
ってな訳で・・・、
海堂 尊 : 「イノセントゲリラの祝祭」
やっと出てきた、バチスタシリーズ最新作☆
今まではバチスタシリーズのサイドストーリー(?)ばっかりだったので久しぶりに白鳥・田口の中年コンビの登場に胸が踊る♪
~あらすじ~
ある日、高階病院長から呼び出しを受けた、東城大学医学部付属病院不定愁訴外来の責任者でリスクマネジメント委員会の委員長でもある田口公平。イヤな予感が頭を過りつつも病院長室へ行くと意外な依頼をされることになる。それは厚生労働省主催の会への出席。依頼主は厚生労働省役人でロジックモンスターこと白鳥圭輔。高階病院長と白鳥の見事な連携に屈した田口は嫌々ながら会議出席の為東京に上京した。
舞台は厚生労働省:医療事故調査委員会。委員会メンバーは法医学者・病理医・外科医・法学者・新聞記者・弁護士・NPO団体代表・医療事故被害者の会代表etc・・・。様々な立場の人間の思惑が飛び交う会議に出席した田口は厚生労働省の投遣りな医療行政の実態を知る・・・。そして傲慢な厚生労働省官僚に対して憤りを覚えるのであった。
「誰の為の、何の為の『医療事故調査委員会』なのか?」
そんな中、一人の男が会議のうしろで暗躍し始める。その男の名は彦根新吾。房総救命救急センターの診断課に所属する病理医であり田口の後輩。彦根の後ろ盾で厚生労働省に戦いを挑む田口。医療事故を裁くのはいったい誰なのか!?
今回の作品で初登場の彦根新吾。
あの白鳥ですら一目置く切れ者の登場です!!
今までの作品では「白鳥に振り回される田口」って言う図式だったのが、「彦根に踊らされる田口」って図式に微妙に移行しています♪
私の中のイメージ的には前作の「ジェネラル・ルージュの凱旋」に近いような気がする。
終盤の盛り上がりなんかバスの車内で噴出しそうになっちまったよ(^▽^*)
そんな訳で「チームバチスタの栄光」から数えてシリーズ4作目。
全部の作品で言うと・・・何冊目になるんだ?
とりあえず読んでください!
現在の医療問題を垣間見る事ができます!(* ̄▽ ̄)ノ☆
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