若松

～自動二輪な日々 Vol.33～

猪苗代湖周辺で宿を探し始めた。
だがなかなか見つからない。
ホテルらしき建物をみつけるが人の気配はなく不気味に佇んでいる。

ここで作戦を練り直す。
そして近くの会津若松まで出て宿を探す事にした！

 

 

猪苗代湖から約30分。
突如、周りの景色が都会の雰囲気に変わる。
どうやら会津若松市に入ったようだ。
だがまだ宿らしきものは見えない・・・。
宿を探しながらフラフラと街中を散策する事にした♪

街中を走行しているとガソリンのメーターがレッドゾーンを差し始めた。
午前中にガス欠を起している事でガソリンの残量には敏感になっている。
なので、ちょっと早いが給油する事にした。
山の麓のGSに入店しレギュラーを満タンに。
そして宿探しの為に再びエンジンをかける・・・が、

 

 

 

 

 

 

 

う・動かない！？(￣Д￣;)p

 

 

 

 

 

 

 

何度もエンジンをかけるが、回転数が上がらないのだ！
この症状は2年前の富士山5合目の時とまったく同じ・・・。(その時の記事はコチラ)
やっぱり気圧が低いとダメなのか？
なんとかしようと色々試みるが症状は変らず。
小刻みに振動するだけのエンジン。
とりあえずGS横にあった空き地にバイクを移動させる。

 

 

 

打つ手がなく途方にくれると思いきや・・・、

 

 

 

それほど焦ってはいなかった。
翌日は休みで夜中から夜勤。
最低でも明日の夕方までに帰宅できれば問題ない。
「明日の朝までに動かなければ、バイクを置いて逃げ出せばいいかな？」
なんて事も考えていた。(薄情な奴・・・)

そんな事を言ってもやっぱり悪あがきはしてみる。
何度も押し掛けを試みてはバイクを坂の上へ移動させたり。
でもやっぱりかからない。
1時間近く格闘してもエンジンの調子に変化はなく疲れてしまっただけだった。
気力も体力もすり減らした後、地面に座り込み空を見上げた・・・

(続く・・・)

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