残念 [theatrical 1]
そういればレビューを書いていないな。。。
中野劇団第14回公演
『残念なこと』
私が今一番押している劇団「中野劇団」。
その第14回公演だ!
っても、8月の話ですが・・・。
少し思い出しながら感想でも・・・、
今回の公演はコント短篇集!
コントには定評のある中野劇団。
今回も10本のコントと1本の映像コントという、お得感満載の2時間でした。
- オープニング・スタッフ
- 面白くない芝居
- 中ボス討伐反省会
- 議事録
- 密室の人形(プロトタイプ)
- 同姓同名
- ロングシート
- 節ちゃん
- 強制小学生
(映像コント:披露宴会場下見) - 二次会の帰り道
個人的に大好きなのは「2.面白くない芝居」。
中野劇団の桐山さんと、客演である劇団愉快犯の北川さんの2人芝居。
ダンディーな演技をみせる北川さんに対して、どこか落ち着きのない芝居をする桐山さん。
その対比がオモシロすぎて楽しすぎて♪
桐山さんの人柄が滲み出ているコントだったと思います。
次に中野劇団の新たな一面をみせてくれたのが、「5.密室の人形(プロトタイプ)」と「7.ロングシート」。
「密室の人形」は笑いの要素は少なく、どちらかと言えばサイコホラーな感じ。
いつもの中野劇団とは違う雰囲気に、会場内には微妙な空気が流れていた回もありました。
でも個人的には好きなコント。(基本的にダークな話は大好きなので)
あと「ロングシート」は台詞なしのお芝居。
電車のロングシートに座った人たちが、左右対称に同じ動作を繰り返すと言うコント。
これもなかなかタイミングを合わせるのが難しかったと思うんですが、きっとものすごく練習されたんでしょうーねぇー。
バッチリ合っておりました。
ただこのコント。
視点が2つに分けられてしまうので、少しもったいないかなと思いました。
と言うのも、左右対称の動きをしている方に目が奪われて、中央で演技をしている福田さん(安定志向)の演技があまり見えない。。。
ものスゴくいい芝居をしているのに、もったいないなぁ~と思った次第であります。
昔懐かしい「節ちゃん」や「強制小学生」もあり、4月に行われたワークショップでネタにあった「同姓同名」や「二次会の帰り道」もバージョンアップしててお得すぎるコント短篇集でした♪
ここ数年は年1回の公演間隔になってしまい、次が待ち遠しいです。
来年の第15回公演は再演なのか!?
それとも新作が登場するのか!?
はたまた、裏をかいてまたコント短篇集なのか?
どれにせよまた観に行く事でしょう。
楽しみ、楽しみ☆(* ̄▽ ̄)ノ
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