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浪速 [book]

とりあえず1冊1冊読んでいくしかない。。。

そんな訳で、かなりチンタラと続けてますよ、読書を。。。
まぁ必死になってやるモンじゃないからねぇ。
んな訳で、今回の本。
いつもよりチョットだけ厚めだったり・・・。
う~ん、読む前からチョットだけ気分が重い。

まぁそんな事は気にせずにいっちゃいましょ~♪

 

 

ナニワ・モンスター

ナニワ・モンスター

  • 作者: 海堂 尊
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2011/04/21
  • メディア: 単行本

 

海堂 尊 : 「ナニワ・モンスター」

 

~あらすじ~
新型インフルエンザ「キャメル」患者が発生した浪速府。経済封鎖による壊滅的打撃、やがて仄見える巨大な陰謀。ナニワの風雲児:村雨府知事は、危機を打開できるのか?村雨が目論む、この国を破滅から救うための秘策とは―。

 

今回もモチーフになっているのは、某府知事が提言している大阪都構想と、昨年大騒ぎになった新型インフルエンザ騒動
ここでも海堂節が見事に見事に炸裂!
大阪都構想を引き合いに出しながら、自らが考える道州制を展開。
「日本三分の計」なるモノを持ち出してきた時には、思わず吹き出してしまった♪
でも考えてみると、それもありなような気になってくるから不思議。

あと新型インフルエンザ。
コッチのほうが結構身近な問題。
実際日本で始めて報告された新型インフルエンザの患者が入院した病院はうちの近所だし、新型インフルエンザの予防接種も医療従事者って事で優先的に接種させられた。
あの大騒動が霞ヶ関の陰謀だったなんて・・・。

とそんなお話。
今回も「イノセント・ゲリラの祝祭」や「アリアドネの弾丸」で活躍した彦根が縦横無尽の活躍を見せます☆
でも毎回読んでて思うんだけど、やっぱり彦根は海堂尊本人なんだよねぇー。
海堂さん自身も公言している通り、小説を通して今の医療制度を変えていきたいって事なんだろう。

これってドラマや映画にしたら結構面白いと思うんだけどな。
死因検索制度をめぐる、医療と検察の戦い
話は続いていくようなので、続編には更なる期待を持つことにします!


タグ:海堂 尊 小説
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