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独壇 [theatrical 1]

2本続けてどうぞ!

Caramelbox ハーフタイムシアター
「ヒア・カムズ・ザ・サン」

「水平線の歩き方」

ちょっと思ったんだけど、ここ数年毎年のようにハーフタイムシアターやってないですか?
昔は、3~4年周期でやってた印象があるんだけど。
んな訳で、今回はこの2本。
「ヒア・カムズ・ザ・サン」は新作で、「水平線の歩き方」は2008年の初演から3年振りの再演です。

んな訳で、まず・・・、

 

 

 

「ヒア・カムズ・ザ・サン」~STORY~
真也は30歳。出版社で編集の仕事をしている。彼は幼い頃から、品物や場所に残された、人間の記憶が見えた。強い記憶は鮮やかに。何年経っても、鮮やかに。ある日、真也は会社の同僚のカオルとともに成田空港へ行く。カオルの父が、アメリカから20年ぶりに帰国したのだ。父は、ハリウッドで映画の仕事をしていると言う。しかし、真也の目には、全く違う景色が見えた……。 (劇団H.P.より)

 

「水平線の歩き方」~STORY~
幸一は35歳。社会人ラグビーの選手。ある夜、自分のアパートに帰ると、部屋の中に女がいた。どこかで見た顔。彼女はアサミと名乗った。それは、幸一が小学6年の時に病気で亡くなった、母だった。親子二人で過ごした日々が、幸一の脳裏に鮮やかに蘇る。あの頃、母は大人に見えた。が、今、目の前にいる母は、明らかに自分より年下だった……。(劇団H.P.より)

 

と、こんなストーリー。
感想を言う前に、この公演前に起こったキャラメルボックスでの出来事を説明しておきます。
実は、「ヒア・カムズ・ザ・サン」に出演予定だったMr.キャラメルことキャラメルボックスの看板俳優:西川浩幸が脳梗塞を発症し降板をしてしまいました。
(誰がなんと言おうと、私の中でのキャラメルの看板俳優は西川浩幸です!)
そこで代役になったのが、「水平線の歩き方」で主演を張っている岡田達也。
つまり、今回のハーフタイムシアターで2本とも重要な位置で、常に舞台上で存在感を出し続けていた役者さんなのです。

率直な感想としては、岡田達也の独壇場!と言う感じ。
「水平線の歩き方」はもとより独壇場なんだが、「ヒア・カムズ・ザ・サン」に関しても主演のアベジョーをも完全に食っちまっていた。
さすが現キャラメルボックスの看板俳優。
その力を存分に発揮してました。
そんな役者:岡田達也の印象が強すぎて、肝心のストーリーはちょっと印象が薄くなってしまった感は否めない。
素敵な舞台でしたが、やっぱりバランスをとるのって難しいんだなぁと実感。

キャラメルボックスの舞台って、結構期待するものが大きいから、観方もキビしめになっちゃうんですよねぇー。。。
もう10年以上も追いかけている劇団だし。。。
これからも素敵なお芝居を続けて行ってもらいたいです☆


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