裏側 [book]
山積みの本を読み続ける・・・。
やっと4冊目。
実家の柳川に帰る時に読んだ本。
偶然にもその小説の舞台も柳川だった!!
(本の中では「箭納倉」になっていたが・・・)
その本とは・・・、
恩田陸 : 「月の裏側」
大好きな恩田陸の作品。
しかも舞台は我が故郷の柳川。
それだけでテンションが上がってきた!!
~あらすじ~
九州の水郷都市「箭納倉」。ここで3件の失踪事件が相次いだ。消えたのはいずれも掘割に面した日本家屋に住む老女だったが、不思議な事にじきにひょっこり戻ってきたのだ。だが失踪中の記憶は喪失したまま。いったい失踪中になにがあったのか?犯人の目的はいったい・・・?
事件に興味を持った元大学教授:三隅協一朗は大学時代の教え子:塚崎多聞を箭納倉に呼び寄せる。そして事件を追い始めるのだが・・・、
相変わらず恩田陸のダークな世界は深みにはまる。
そして今回はミステリーかと思いきやホラーまで入り込んでくる始末。
ますますもって夜眠れなくなってしまいそうな恐さ!
読み始めた直後のテンションの高さはなくなり、ページをめくる手がジットリと汗でべたつく。
そして柳川の描写がまたスバらしい!
昔の緩やかな情景を醸し出している街が、恩田陸の表現になると薄暗い不気味さを醸し出す街へ変わる・・・。
そりゃあホラーにもなるわな・・・( ̄∀ ̄;;)p
柳川観光をされた事のある方は、川下りの風景を思い浮かべながら読むといいかも♪
恐くて川に近づけなくなります。(確実に・・・)
柳川に行った事のない方・・・。
この本を読んで、1度柳川観光をされては如何でしょうか?
その際はうちの実家のお店をヨロシクです!(* ̄▽ ̄)ノ
ああ、実家の宣伝だった(笑)
by ことだま (2008-10-30 22:11)
ことだまさん>
この記事を読んでうちの実家の店に行こうなんて人はいないでしょう。
とりあえずは小さな親孝行でも・・・( ̄∀ ̄;;)p
あるいははた迷惑かな?
by edi (2008-10-31 08:46)